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センターポンチ(2024)

バネ鋼から鍛造技法を駆使して作り上げたかっこいいセンターポンチ。もちろん焼入れしてあります。

forged frying pan 底直径190ミリ (2021~2024)

 

底面直径約190ミリ/外径直径約245〜260ミリ/深さ32〜45ミリ/ハンドル約235ミリ/重量1750グラム 。

 鍛鉄の美しい表情を持つ一点づつ手作りしたフライパン。食材が大変美味しく焼けます。

 

2020モデルから改良した、2021モデルといえるものです。2人分の食材を焼く時にひっくり返しやすくしました。キッチンでの使用を想定したハンドルの角度、フチの立ち上がりです。

パン部分が直径で約10ミリ広くなり、全体直径もそれに伴い少し広がりました。

 

また、パン部分表面は手槌でたたいた凹凸+独特のテクスチャー(fire pattern)を残して仕上げています。まるで指紋のように2つとしておなじものは出来ません。5枚目画像の左側が完成時、右側が約1週間使用後の表情です。簡単なお手入れをしながら使用していただくことにより美しくエイジングします。

 

※深さ、直径、ハンドルの長さや形状などはロットにより変更する場合があります。また同一ロット内でも個体差により一個づつ微妙に異なります。ファイヤーパターンには個体差があります。

 

ファミリーサイズ 300mm フライパン

2022年より製作開始した新しいサイズです。厚みは他のサイズ同様におよそ3mmです。大きいのでより大きな食材を焼くことができ、焼く量が少ない場合もよりゆったりとお料理をしていただけます。

写真の比較対象は直径約245mmのフライパンです。

フライパン直径295mm/底直径235mm/重量2.5kg/全長540mm/厚み3mm(おおよそです。個体差あり)

フライパン制作の様子

 

制作工程

手槌による鍛造、熱間プレス整形、ハンドル鍛造、組み合わせ、仕上げの順に一点づつ美しさに留意し丁寧に制作しています。作家自分が美しいと感じる「焼いて叩いた鉄の表情」を極力削り落とさず活かし、1点づつ作品として手間をかけて仕上げています。

 

まず自工房にてハンマーで加熱した鉄板を叩きます。この板を持って協力企業様の工場にて一枚づつ炉で加熱。作家自身で焼き加減を吟味して素早く熱間プレス※。

 

 そして、ハンドルは自工房にて鉄角棒をカットしたたいて整形。パン部分とハンドルを一個づつ細かく微調整しながら組み立てます。

 

形が出来上がったフライパンには、お客様の元に届くまでの間に錆びたりするのを防ぐため、加熱した状態で植物性のワックスを溶かしつけて仕上げます。

 

 

専用の機械を要する熱間プレス技術を工程に取り入れています。協力企業様の工場にて社員様と連携した作業で制作。叩いて加熱した材料一枚ごとの個体差を鑑みた材料のセッティングや温度管理など重要な部分は作家本人の目で見て手作業で行っています。そして、高精度のオリジナル型と機械の強い力と正確なストロークによって手間暇かけた鉄板がフライパンの形になります。

 

 

ウッドハンドルフライパン

 

試作(2024年現在ストップ中)では、しっかり乾燥させた適当な太さの枝をハンドルの材料に使用。先端を円錐状にナイフで尖らせてフライパンの重量を利用し、軽くコンコンと叩き込んだ。しっかり固定されている様子。

ハンドルとパン部分が分割できるだけで持ち運び時の全長はかなり短くなる。乾燥した良い木を使えば、一度作ったハンドルを何度も繰り返し持ち運んで大切に使うのも木にも味が出てきて悪くなさそう。ハンドル材を調達する手間も省ける。

今後仕様がかわってきましたらまた載せます。

Forged frying pan 2020

 

鍛造と熱間プレスの技術を用いて丁寧に美しく作り上げるフライパンです。焼く料理が美味しくできます。

板厚は約3ミリ。3.2ミリ厚の鉄板をコークスの炎で加熱して手槌で叩き、真っ赤に加熱した状態で丸ごとプレスします。一つ一つハンマーで形作ったハンドルを取り付けて完成です。在庫があるときはウェブショップにあげています。火加減のムラがあっても鉄の厚みが熱をある程度均一に伝えてくれるようで、焼き物料理が大変美味しく作れます。焚き火のように安定しない熱源でも美味しく焼けやすいです。(もちろん長時間火の上で放置すれば焦げます。)

揚げ物も美味しくできました。

泊鉈タイプ鉈 両刃 タモ材こだわりカービングハンドル 1点在庫あり。全長340ミリ、刃渡り145ミリ、重さ500グラム。かなとこストア(ウェブショップ)よりお求めください。美しくと拘って削り出したハンドルは持ちやすく、両刃と言う点からも汎用性高く、コンパクトなのでアウトドアでの軽作業全般に向くと思います。

泊鉈タイプ 7:3割り込み片刃 (右利き用) 刃渡り160ミリ、重さ595グラム、青紙2号、ハンドルはエンジュ材。

泊鉈タイプの鉈 割り込み両刃 刃渡り約160ミリ、重さ595グラム。青紙2号、ハンドル材はもみじ。

 下の2枚は右側が右利き片刃、左が両刃です。

泊鉈タイプ 片刃(自分用)

 

7:3割り込みの片刃の本来の泊鉈と同じ構造のものを制作するにあたってまずサンプルとして制作したもの。使い勝手をいろいろ試しています。軽めですが力の弱い自分にはちょうど良いです。片刃のため枝を払うとき利き手の勝手が良いときは食い込みが抜群に良い。手の勝手が悪い姿勢で狭いスペースだと使うのにややコツがいる感じです。刃渡り役180ミリ、重さ約570グラム。ハンドル材はモミジ。鋼は青紙2号。

泊鉈タイプ 片刃鉈

 

7:3割り込み片刃の本来の泊鉈タイプです。刃渡り180ミリ、約600グラム、ハンドル材はエンジュ。

泊鉈タイプ 両刃鉈  H  

 

全体の重さ:610グラム 刃渡り(先端の突起含まず):170ミリ 全長(直線で):365ミリ ハンドル材:ヤシャブシ材、オイル&ワックスフィニッシュ 鋼:青紙2号 地金:ss400

カトラリーレスト

ステンレスを熱間鍛造して作ったカトラリーレストです。ランダムな凹凸に見えるよう丁寧に鍛造しています。繊細かつ力強い印象です。

キャンドルスナッファー (ろうそくの火消し)

火にかぶせる部分が可動式のスナッファーです。火にかぶせることで酸欠状態にして消火する道具です。

鍛造で丁寧に製作しています。全長約13センチとかわいい大きさです。

薪ストーブ用火かき棒(fire poker)(ファイヤーポーカー)

最近は薪ストーブの小型化も進んでいるようです。コンパクトな内部空間の薪ストーブでも薪を動かしやすいように先端形状を工夫したタイプの火かき棒です。

薪ストーブ用 ファイヤーツール

 

焼いて叩いて曲げて作ったファイヤーツールです。スコップは溶接も使用。スタンドは溶接のみの組み立てですが、購入したままの鋼材を溶接しただけではしっかり鍛造したその他のツールの質感とかけ離れてしまいますので、切り出した鋼材を一度コークスの炎で赤くなるまで加熱して酸化膜を調整してテクスチャーが馴染むよう一手間かけています。

Fire poker  (火かき棒)

シンプルデザインの火かき棒です。丸い断面の棒を加工して全体の形を作っていますが、先端は四角断面に叩き尖らせています。その方がストーブの中の薪をよりよく動かすことができると思います。

Bottle Opener (王冠用栓抜き)

 

一つづつ手間暇かけて鍛造したボトルオープナーです。1点を除き南アフリカへと旅立ちました。

当金 (いただいた実寸図を元にオーダー制作)

 

寸法をご連絡いただけたらオーダー可能です。また、制作にはお使いの方ご自身で実寸図をご用意いただきます。

トング2

フォーク2

 

フォーク3 巻きつけ

 

ステーキフォーク 全長38センチ

薪用トング 全長43センチ 

れんこん堀用鍬

受注生産品(納期をいただければ制作可能です。お問い合わせください。) 

RED OAK outdoor work knife

 

山歩き、山での料理・軽作業などに使いたいワークナイフです。落ち着いた赤樫ハンドルなので、レターオープナーとしての使用も良いかもしれません。sold.

 

handfoeged bottle opener  鍛造ボトルオープナーです。価格・納期お気軽にお問い合わせください。

センターポンチ center punch

鍛造で形作ったセンターポンチです。全体に焼き入れ、焼き戻ししています。

両刃アウトドア用ワークナイフ

狩猟採集民が肌身離さず携帯する刃物をイメージして制作。緻密で美しい肌の柊をハンドルに使用。

青紙2号3層クラッド鋼

sus304ヒルト+鹿角+柊

レザー調カイデックスシース(実物は写真の色よりも明度が高く黄味かかっています。)

 

片刃のアウトドア用ワークナイフ。

sold

青紙2+ss400 自家鍛接

sus304ヒルト+鹿角+柊

 

美しい質感の柊材をハンドルに使用しました。ブレード厚5ミリあります。

とびつき両刃鉈 泊鉈タイプ 1点在庫あり27500円税込。 ウェブショップから買えます。寸法など詳細もウェブショップにあります。ありがとうございます。売れました。

とび付き両刃鉈 泊鉈タイプ 

鋼:青紙2号 ハンドル:りんごの木 全長:385ミリ 刃の長さ:190ミリ 重さ600グラム

 

オールハンドメイドで丁寧に制作した鉈です。泊鉈を参考にした形状ですが、作りは割り込みで形状は両刃となります。ハンドルの材料はりんごの木で、美しい杢が入ったので形の削りもこだわって握り込む部分と尻の部分は手削りです。山仕事、キャンプ、藪漕ぎなどを想定しています。sold。

 

ワークナイフ 古道具ダマスカス 

 

学生時代に制作していた古い道具を鉄に還すという研究中に作ったダマスカス鋼を使用しました。完全にオリジナルのダマスカス鋼材です。鋼は青紙2号使用。広島県産の鹿の角と鹿角の付け根の骨を用いたハンドルです。

鍛造スコップ 

鍛冶技法を色々組み合わせて作りました。薪ストーブのお供としていかがでしょう。

手打鉦(てうちがね)神楽で使用する楽器です。普通の鉄よりも硬くなる鋼を使用しています。参考価格:税別18,000円/1組

受注生産可能 納期お問い合わせください。

ローソク消し キャンドルスナッファー  参考価格:18,000円

受注生産可能 サイズ、細部のデザインは改善の可能性あり。

 

形にこだわったローソク消しです。ろうそくの火を消すという作業を楽しみましょう。

レンコン掘り鍬 (福山市曙町で使われていたものを参考に)参考価格:税別16,500円

 

掘りやすいレンコン鍬です。古い物の形を参考にしています。実は私の家でもレンコンを作り始めたのですが、自宅用に作った同型のものはとっても使いやすいです。同型のものは受注可能。納期お問い合わせください。

鍛鉄片手フライパン  持ち手まで一枚の板から鍛造したフライパン。肉が美味しく焼けます。

特注鍛鉄フライパン 両手持ちででかい 熱いまま移動させやすいように取っ手は本体から離れていてタオルなどを手に巻いた場合に持ちやすい。

鍛冶工房金床の泊鉈

 

富山県の泊鉈は、私が野鍛冶になるきっかけの一つとなった道具。私が大学生だったとき、富山県北部の大久保製作所で作られていた鉈です。その泊鉈の古いモノを参考にしつつ、自分流のアレンジとお客さんの要望を盛り込んで形にしました。本来片刃ですが、今回は両刃とし、地元産の木材(桑)で作ってもらった特注のグリップを使用しています。

 

両刃、450グラム前後。刃渡り22センチ程度。オリジナルの柄(地元産桑材)。

囲炉裏道具

板鍬(田んぼ用に柄の角度大 穂の長さ1尺。幅4寸3分)  参考価格(12,000円)

三つ鍬  (参考価格:13,000円)

木鎌(手削りの栗の木の柄)2019年現在鎌形状の刃物は制作していません。

菜切り包丁(刃の長さ16センチ程度)

4つ鍬 税別 柄付き16,600円~  柄無し14,600円~  

柄の角度、穂の長さなど、ご相談に応じます。お気に入りの鍬をお持ちでしたらご持参ください。その鍬に近い使用感になるようお作りいたします。

2013年4月20日完成分(参考価格 16,600円)

2013年4月22日完成分(参考価格16,600円)

 

田打ち鍬(参考価格16,600円)

穂の幅や本数、柄との角度などのご要望に応じて受注制作いたします。

2013年4月20日完成分

全鋼の板鍬 柄付き10,400円~ 柄無し8,000円~

 

お客様から要望をお聞きし、柄の角度、穂の幅、厚さなどお客様一人ひとりに合わせた使いよい鍬をお作りいたします。

穂全体が鋼でできたものの他、全体は普通の鉄で穂先にだけ鋼を付けたものも制作可能です。

ご相談ください。

2013年4月23日完成分

特注の草取り(参考価格 2,200円)

草刈り鎌(庄市鎌型) 3500円。

 

狩猟用皮はぎ

狩猟用皮はぎ(オーダー制作 7,000円)
狩猟用皮はぎ(オーダー制作 7,000円)

「こんな風に使う道具を作って欲しい」と身振り手振りつきでご注文を頂き、試作のチェックを経て出来あがりました。

手のひらに納まる大きさです。左手で皮を引っ張りながら右手の手首を動かして刃先をスライドさせて獣の皮と肉をはがします。